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はじめてのらくご [おためし]

前から1度聴きに行きたいとは思っておりましたが、
なかなか機会がなかったのです。
視線やしぐさとか観えないとわからんちんじゃね?
だって、観たことないんだし。
寄席に行けばいいのでしょうが、
なーんにもわかんないからどうかと思うじゃん。
ネットで動画とか観たらいいのかもだけど、
何から観たらいいかわかんないし、
空気感とか実際観るときっと違うんじゃね?
とか、いろいろ考えるおいらでございますよ。

某関東ローカルの番組で基本的なお話ししてましたし、
そんな矢先にようやっとチャンスがやってきました。
糞田舎だったら、都会に行くよりは近くで観れるんじゃね?
と、申し込んでみましたら、まさかの2列目のセンターでございました。
ありがとうございました。

某対談で拝見したことのある方に行けばよかったんじゃね?
(現にヲタ仲間はあっちに行くらしい。)
とか、言われそうだが、むー。なんかこっちな気がしたのだ。
ホントはこの方々のお師匠さんが観たかったのだ。
もう無理なのだ。


ここの会場も初めてだったんだが、
到着早々ブチ切れた。
なぜに、満車である駐車場へ誘導する?
そしたら、速やかに他の駐車場に案内するんだったらまだしも、
そこから、まったく出れないとかもうね。
市の職員がやっているのか、警備会社に委託なのか、
イベンターの指導が悪いのか?果たして?
想定以上に近かったから、時間余裕だったからいいけど、
ライブだったらぶっち切れやで。
(精神的な余裕が1mmもないからw)
トイレをスタッフに聴いてもまともな答えが返ってこないし、
興行的には酷いありさまだったは。
会場が会場なだけに期待してないからいいは。

まぁ、お客の年齢層が高くてびっくりだったは。
笑点の客席みたいだったは。(笑)
えー、じゃあ、おいら若人枠でこの席?
と一瞬思ったが、ここのイベンター先行は、有料じゃなくてもいつもいい席くれるは。


そんな前置きはさておき。
独演会という触れ込みだったから、
独演会かと思っていたら、前座がいたお。
地元枠だお。
客席の後ろに身内がいた感じだったお。(笑)
入門して4~5年目らしいお。
地元民だと知ると、対応が激甘で笑ったお。
拍手しすぎなんだお。

あー、演目思い出すのに時間かかっちゃった。
商人の息子がろくでなしって話しだったお。
22時過ぎたら翌日来てください。言われる話だお。←違

視線の位置、しぐさ、口調などなど、
1人で全部演じ分けなきゃなのは知ってた。
扇子もいろんなことに役立てるのも知ってた。
床は音が出るようになってるのは知らなかった。
太鼓は、ぶんぶぶーんで聴いたやつと違った気がした。
おいらの記憶があやふやだったか?
どーんどーんどーんとこい。じゃなかったっけ?(うろ
座布団は、そんな風にひっくり返してた。

んで、前座が終わって舞台を降りて、師匠のお茶を準備しに再登場したんだが、
高座に上がるときには普通だったのに、
お茶を持ってくる手が、ぶっるぶる震えてて、
噺家として自分の出番は震えない。のか、
師匠のお茶運びの方が緊張するのかは不明。
11番弟子とかたぶん言ってたから、普段はホールの前座には立たないのではなかろうか?
と思ったりもする。

ほんで、真打登場なわけだ。
む?顔が違う???
おいらはわからなかった。(笑)
お昼の番組より、高座に上がってる方が楽しそうってくらいしかわからんちん。
眼鏡?言われてみたらそうだ。(笑)
もう、前情報全くない。どんな人かもよくわからん。(失礼
だって、これを観て評価した方がいいのではありませんこと?
余計な先入観ない方がいいじゃんな。

うへー。お師匠さんが大好きだってことはよく伝わった。
破天荒なのは誇りにすら思っているんだは。
じゃなきゃ、弟子にならんわな。
ただ、破天荒VS破天荒にはビビるんだは。(笑)
けど、きっと、それをきらっきらしながら観てたんだろうなぁ。
というのは伝わった。

で、おいらの謎なんだが、
コロッケは、師匠の命だと「あげたて」だったはずだが。
そっちがオチなのかと思ったら違った。
「つまらん。」と言われた挙句に命も果たせてないんだが、これいかに?

前座と真打は全く格が違うとは聞いていたが、
ホントに違うわな。

そんで、歌詞とメロ違う曲のを歌うネタ。
じぃの洋楽と演歌のMixと通じるものがあってあれなんだが、
これ、すっごい難しいやつやん。おいらにはできないわん。
声の出し方と特徴をつかむのもすごいんだは。
みんなこうなのかしら?
歌手の発声をやってのけるってことやで。

で、1幕は「死神」が演目。
西洋のお話しを、なんとかって落語家がアレンジしたって言う・・・
うん、こういう言い方すると怒られるんだ。きっとな。
けど、ろうそくの件は聞いたことがあるような気がしている。
が、オチは知らんかったから、ろうそくは他の古典落語であるのかもしれん。

休憩10分。
え?10分しかないん?
おじい、おばあがいっぱいなのに、10分だとトイレきつくね?
物販もそんなに推奨じゃないのかしら?
近年、ここの休憩時間長くして、
物販売り込もうという魂胆が見え見えのことが多いんだが。
あんまり長いと空気感変わるからな。
黒電話の件はTVじゃ絶対あかんやつや。(笑)

で、2幕。
やっぱり演目の前にちょっとずつ話をするのか。
で、そのままきっちり線を引いて落語に入るのではなく、
自然に持って行くのか。
演目は「紺屋高尾」(これはちょっと調べたお。ぐぐるせんせい教えてくれたよ。)
謎、その2としては、立川一門の方々は、協会に戻りたいのか?
それとも、眼鏡をかけているようなやつが司会をしている番組に出ているのが会長じゃなかったっけ?
そこがちょっと素朴な疑問じゃった。
寄席に出れない以外のメリットがなんなのか?というところだろうな。

この演目な、テーマが恋煩い。
恋焦がれて3年流れるんだが、
その時の、お師匠が嘘をついたあとの職人にもらい泣きしそうになるおいらがいた。(笑)
ヤバすぎやろ。(笑)<おいら
そうして、太夫に「3年・・・いや1年で。」というシーンもヤバかったは。
好きな人に会いに行くためだけに仕事を頑張るヲタ心を見事にキャッチだは。
(生きていくためではないところもなんだは。)
だからな、今回、なんかすっごい運命を感じた。(笑)

おいら、お馬鹿だもんで、「紺屋」がなんだかわからんちんだったんだは。
最後にはわかるようになっていたが。

幕が下りると、カーテンコールとかないのな。
隣のおっさん、がーーーーっと帰って行ったは。
おいらは、ぽかーん。だったは。(笑)
ええええ、拍手とかしないの?
終わった瞬間帰るの?
余韻もへったくれもないのか。


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